Department of Occidental History

教員紹介 周藤 芳幸 教授

周藤 芳幸 教授 Yoshiyuki Suto, Professor

専門:古代ギリシア史

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履歴

[学歴]
1980年: 神奈川県立横須賀高等学校卒業
1984年 東京大学文学部第II類考古学専修課程卒業
1986年 東京大学大学院人文科学研究科考古学専攻修士課程修了
1987年 ギリシア政府給費留学生としてギリシア留学(~1991年3月)
1992年 東京大学大学院人文科学研究科考古学専攻博士課程単位取得退学
1993年 東京大学大学院より博士(文学)の学位を授与(博人文第57号)
[職歴]
1992年

日本学術振興会特別研究員(1993年3月まで)

関東学院大学法学部非常勤講師(教職課程外国史、1995年3月まで)

1993年 名古屋大学文学部助教授(西洋史学第二講座)
1995年 文部省在外研究員として在アテネ・イギリス考古学研究所へ出張(1996年2月まで)
1999年 東京大学文学部非常勤講師(西洋史学特殊講義、集中)
2000年

名古屋大学大学院文学研究科助教授(改組による配置換)

同大学院国際開発研究科助教授(国際協力専攻、兼任、2002年3月まで)
放送大学担当講師(専門科目、「古典古代の歴史」)
大阪大学大学院文学研究科非常勤講師(西洋史学特殊講義、集中)
東京大学文学部非常勤講師(西洋史学特殊講義、集中)

2001年 放送大学講師(特別講義「古代ギリシアと新しい考古学」)
2005年 名古屋大学大学院文学研究科教授
2007年 名古屋大学総長補佐(2009年3月まで)
2009年

名古屋大学大学院文学研究科副研究科長(2011年3月まで)

京都大学大学院文学研究科非常勤講師(西洋史学特殊講義、集中)
東北大学大学院文学研究科非常勤講師(西洋史特殊研究、集中)

2011年 名古屋大学教育研究評議会評議員(2015年3月まで)
2016年 名古屋大学高等研究院 運営推進委員
2017年

名古屋大学大学院人文学研究科教授(配置換、現在に至る)

名古屋大学高等研究院副院長

2018年 名古屋大学高等研究院長

研究と教育

[研究]

 専門分野は、古代ギリシア史およびエーゲ海考古学。研究の特色は、古代ギリシア史の諸問題を考古学的な方法によって解明しようとする点にある。おもなテーマは、エーゲ海宮殿社会(ミケーネ社会)論、ポリスの形成過程(初期鉄器時代)論、ポリスの空間構造論。1997年からは、中エジプト・アコリス遺跡の発掘調査においてヘレニズム時代の遺物(とりわけギリシア系アンフォラ)の研究を担当しており、研究対象空間は、エーゲ海を越えて東地中海に広がりつつある。研究の詳細については、下記の業績一覧にある著書・論文を参照されたい。

[所属学会]

日本西アジア考古学会(役員)、日本西洋古典学会、史学会、歴史学会

[教育]

 ここ数年、学部の講義では、前期に古典期のギリシア史を、後期にヘレニズム時代のエジプト史を論じている。2001年度前期には、アンティフォンやデモステネスの法廷弁論を素材として、古典期アテネ市民社会の諸相を検討した。また、後期には、ヘレニズム時代初期の中エジプトにおける「ヘレニズム現象」を、文字史料と考古学的資料の双方から論じた。講読では、R.Osborne, Archaic and Classical Greek Art, Oxford 1998を輪読することにより、基本的な研究文献の読解能力の涵養に努めている。また、演習では、ハンセンへの献呈論文集から、興味深い論文をとりあげて、学生にその内容を報告させている。ただし、学部生には内容的に荷が重いこともあって、何度もやり直しを要求される参加者は少なくない。なお、演習への参加者とは、過去に古代史で卒論を書いた卒業生とともに、少なくとも年に二回はコンパを開催し、授業の場以外でも交流の機会をもつようにしている。

 大学院では、いずれも夜間に二つのゼミを開講している。「歴史研究のための調査方法論」は、東洋史学の加藤久美子助教授、国際開発研究科の東村岳史助教授と共同で行っているものであり、調査にもとづいて論文を執筆しようとする大学院生に対して、明確な方法論への自覚を促している。「古代史ゼミ」では、古代史専攻の大学院生へのスーパーヴィジョンを行うほか、随時ギリシア語史料を輪読している。 非常勤講師として、南山大学では専門の考古学を担当している。また、東京大学、大阪大学での集中講義では、孤立農場論やミケーネ社会論を講じた。

[学内行政]

 「名大の将来を語る会」第3期のメンバーとして、名古屋大学の将来像をさまざまな角度から検討した。また、附属学校問題検討専門委員会の委員、および教育発達科学研究科・附属中等教育研究センター研究委員として、高大接続の問題などにも取り組んでいる。あわせて、2004年度からは「アカデミックプランの具体化に関するWG」の委員も務めている。

[社会的活動]

 海外をフィールドとする考古学は、ともすれば表面的なレヴェルにおいてしか世間では認知されていない。また、科学研究費等の公的助成をうけた調査については、アカデミックな世界の枠を越えて、その成果を広く社会に還元していくことが義務であろう。このような認識のもと、時間の許す限り、社会的な活動にも積極的にとりくんでいる。具体的には、これまで、朝日カルチャーセンター横浜、朝日カルチャーセンター名古屋、名古屋市、守山区、北区、西区の各生涯学習センターなどにおいて、各種の講座を企画、担当してきている。また、「BS世界遺産」、「NHKニュース10」など、放送番組への出演、監修も行っている。

業績一覧

業績

[著書(単著)]
  • 『図説ギリシア -エーゲ海文明の歴史を訪ねて-』河出書房新社、1997年
  • 『ギリシアの考古学』同成社、1997年
  • 『物語 古代ギリシア人の歴史 -ユートピア史観を問い直す-』 光文社新書、2004年
  • 『古代ギリシア 地中海への展開』京都大学学術出版会、2006年
  • 『ナイル世界のヘレニズム エジプトとギリシアの遭遇』名古屋大学出版会、2014年
[著書(編著・共著、ただし論文集等の分担執筆は除く)]
  • 『ギリシアを知る事典』(村田奈々子と共著、第1章~第11章執筆)東京堂出版、2000年
  • 『古典古代の歴史』(伊藤貞夫編著、第2章ほか執筆)放送大学出版会、2000年
  • 『世界歴史の旅 ギリシア』(編著)山川出版社、2003年
  • 『古代オリンピック』(桜井万里子・橋場弦編)岩波新書、2004年
  • 『古代ギリシア遺跡事典』(澤田典子と共著)東京堂出版、2004年
  • 『世界各国史 ギリシア史』(桜井万里子編)山川出版社、2005年
  • 『朝倉世界地理講座 地中海ヨーロッパ』(竹中克行・山辺規子と共編)、朝倉書店、2010年
  • 『ギリシア考古学の父 シュリーマン』(天理大学附属天理参考館編)山川出版社、2015年
  • 『中東・オリエント文化事典』(担当: 分担執筆 , 範囲: ヘレニズムの科学技術・ヘレニズム時代の学知と教育)丸善出版、2020年
  • Transmission and Organization of Knowledge in the Ancient Mediterranean World,Yoshiyuko Suto (ed.), Wien, 2021.
[論文]
  • 「いわゆるミニュアス土器とギリシア本土の中期青銅器文化成立期をめぐる諸問題」『古代文化』 39-8、1987年、1-18頁.
  • 「カストリ・グループと初期青銅器時代のエーゲ海」『東京大学文学部考古学研究室研究紀要』8、1989年、145-219頁.
  • "Explorations in the Northern Megarid I : The Kryphtis Region" 『東京大学文学部考古学研究室研究紀要』9、1990年、121-135頁.
  • "Explorations in the Northern Megarid II : The Koundoura Valley" 『東京大学文学部考古学研究室研究紀要』10、1999年、255-276頁.
  • 「遺跡のトポグラフィに基づくミケーネ社会像の再検討 -アルゴス平野の場合-」『史学雑誌』100-6、1991年、1-37頁.
  • "An Early Helladic Settlement at Ayia Triada in Boiotia," Athens Annals of Archaeology 20, 1991, 66-74. (in Greek)
  • 「国境の考古学 -古典期アッティカの辺境をめぐって-」『クリオ』6、1992年、1-23頁.
  • 「ミケーネ社会における集落組織の研究 -遺跡の空間分析から-」1992年(課程博士論文)
  • "Isolated Farms in Classical Attica," KODAI: Journal of Ancient History 4, 1993, 1-17.
  • 「「メガラ人に関する決議」について -考古学的資料からの考察-」『史潮』新32、1993年、4-19頁.
  • 「アッティカにおける「統合」と「連続」-ミケーネ時代の集落パタンからの考察-」『名古屋大学文学部研究論集』119、1994年、51-75頁.
  • 「再分配システム試論 -エーゲ海宮殿社会の経済構造をめぐって-」『歴史の理論と教育』90、1994年、1-14頁.
  • 「ギリシア暗黒時代の考古学」『歴史評論』543、1995年、14-25頁.
  • 「エーゲ海の都市生活」講座「文明と環境」4『都市と文明』』朝倉書店、1996年、205-218頁.
  • 「ホメロスのみた世界」講座「文明と環境」5『文明の危機-民族移動の世紀-』朝倉書店、1996年、49-62頁.
  • "Borderland under Dispute: A Reappraisal of Ancient Greek Countryside through Epigraphical Evidence from Hellenistic Argolid", KODAI: Journal of Ancient History 6/7, 1995/6, 1-27.
  • 「デーモス集落と孤立農場 -古典期アテネにおける居住景観の復元に向けて-」藤本強編『住の考古学』同成社、1997年、 258-278頁.
  • 「「ドーリア人の侵入」と考古学 -Handmade Burnished Wareを手がかりとして-」『西洋古典学研究』45、1997年、16-27頁.
  • 「孤立農場論の射程 -もうひとつのポリス市民像をもとめて-」『岩波講座世界歴史4 地中海世界と古典文明』岩波書店、1998年、167-189頁.
  • 「古典期アッティカの二つのディオニュシア祭 -祭儀とポリス空間構造をめぐる試論-」『名古屋大学文学部研究論集』134, 1999年、147-162頁.
  • 「ワイン色の海を越えて ―紀元前2千年紀の東地中海世界と東西文化交流への一考察―」『西アジア考古学』3、2002年、33-44頁.
  • 「ミケーネ社会の経済構造 ―宮殿の内と外―」『西洋史研究』31、2002年、159-169頁.
  • "Texts and Local Politics in the chora of Ptolemaic Egypt: The Case of OGIS 94," SITES: Journal of Studies for the Integrated Text Science 1-1, 2003, 1-12.
  • 「ミュケナイ文明とエーゲ海の初期王権」初期王権研究委員会編『古代王権の誕生IV ヨーロッパ編』角川書店、2003年、35-55頁.
  • 「初期ヘレニズム時代エジプトにおける在地社会の変容と農民」『歴史学研究』781、2003年、147-152頁.
  • "Social Contexts of an Architraval Inscription at Hermopolis: Further Thoughts on the Text and Politics in the chora of Ptolemaic Egypt," SITES: Journal of Studies for Integrated Text Science 2-1, 2004, 1-10.
  • "Local Epigraphic Habit and the Genesis of Monumental Inscriptions in Ptolemaic Egypt," in S. Sato ed., Genesis of Historical Text: Text/Context, Nagoya, 2005, 13-22.
  • "Archaeology and Cultural Change in Early Hellenistic Middle Egypt: Reconsidering the Wine-making Scene in the Tomb of Petosiris," Journal of the School of Letters 1, 2005, 43-51.
  • "Text and Quarry in Greco-Roman Egypt: Reading a Dedicatory Inscription Rediscovered at Akoris (IGRR I, 1138)," SITES: Journal of Studies for the Integrated Text Science 3-1, 2005, 1-14.
  • "Text and Context of the Greek Graffiti at the Ptolemaic Quarry of Zawiet Sultan in Middle Egypt," SITES: Journal of Studies for the Integrated Text Science 4-1, 2006, 1-18.
  • "Framing the Heroic Imagery of Tyrannicides: Visual Representation, Oral Tradition, and the Invention of History in Classical Athens," Historie-Fiction-Représentation: 21st Century COE Program International Conference Series No. 8, 2007, 49-58.
  • "Performative Statues: Image and Public Commemoration in Classical Athens," The Proceedings of Japan-Korea-China Symposium 2007, Tokyo 2007, 113-120.
  • "Thebes and Middle Egypt in the Hellenistic Period: An Archaeological View", Orient 43, 2008, 93-106.
  • 「ロドス島ヴルリア遺跡と前古典期の東地中海世界 考古学的証拠からの一考案 」桜井万里子、師尾晶子編『古代地中海世界のダイナミズム:空間・ネットワーク・文化の交錯』山川出版社、2010年、14-31頁.
  • 「採石場のヘレニズム ー前3世紀エジプト領域部の文化変容をめぐってー」『名古屋大学文学部研究論集史学編』57、2011年、1-17頁.
  • "Bilingual Graffiti from the Ptolemaic Quarries at Akoris and Zawiyat al-Sultan," in P. Schubert (ed.) Actes du 26e congrès international de papyrologie, Genève, 16-21 août 2010, Genève, 2012,729-738 (with R. Takahashi).
  • 「都市アレクサンドリアと初期ヘレニズム時代の東地中海世界 ―セーマ・大灯台・図書館―」『名古屋大学文学部研究論集史学編』58、2012年、49-65頁.
  • "Akoris: An Archaeology of the Chora in Ptolemaic Egypt", Journal of the School of Letters 8, 2012, 19-31.
  • 「初期青銅器時代エーゲ海の瓦と社会 ――レルナの「瓦屋根の館」を中心として――」『古代』129/130、2012年、77-99頁.
  • 「コノンの像――古典期アテネにおける彫像慣習の一考察――」『西洋古典学研究』61、2013年、36-47頁.
  • 「ギリシアの王墓 ―ミケーネ時代の「王墓」を中心に―」アジア考古学四学会編『アジアの考古学2 アジアの王墓』高志書院、2014年、217-236頁.
  • 「南部エジプト大反乱と東地中海世界」『名古屋大学文学部研究論集史学編』60, 2014, 1-16頁.
  • 「天理図書館蔵シュリーマン自筆書簡をめぐって」『びぶりあ』144, 2015, 160-171頁.
  • 「ヘレニズム時代東地中海のワイン交易 ―エジプトからの視点―」『西アジア考古学』17, 2016, 59-66頁.
  • 「古代ギリシアにおける知の伝達」『HERITEX』2, 2017年, 86-98頁.
  • 「ニュー・メニア採石場のギリシア語グラフィティと情報伝達」『HERITEX』2, 2017年, 155-142頁.
  • 「アナクシラス問題再考 -パウサニアスのメッセニア戦争とオリュンピア期をめぐって−」『西洋古典学研究』LXVIII, 2020年, 13-24頁.
  • 「エジプト地方都市の通時的盛衰 アコリスの場合」『都市文明の本質 古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究』2, 2020年, 151-156頁.
  • 「サモスのヘライオン -ギリシアにおける「発掘のポリティクス」の一考察--」『歴史学研究』997, 2020年, 25-34頁.
  • 「「テミストクレスの決議」とアテネ民主政の記憶」『社会科NAVI』27, 2021年, 14-15頁.
  • 「ヘレニズム時代のエジプト領域部における都市の概念と景観」『都市文明の本質 古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究』3, 2021年, 79-96頁.
  • 「ヘレニズム時代のアコリスにおける都市生活」『文化遺産の世界』39, 2021年, 20-23頁.
  • "Social Resilience and Organization of Knowledge in Ptolemaic Egypt," in Y. Suto (ed.) Transmission and Organization of Knowledge in the Ancient Mediterranean World, Wien 2021,187-198.
[翻訳]
  • D.トレイル『シュリーマン -黄金と偽りのトロイ-』(澤田典子、北村陽子と共訳)青木書店、1999年
  • J.-Y.アンプルール『甦るアレクサンドリア』(監訳)河出書房新社、1999年
  • P.G. バーン『世界の古代文明』(共訳)朝倉書店、2004年
  • 「在アテネ・イギリス考古学研究所と博士課程教育支援」『メタプティヒアカ』4, 2010年, 79-92頁.
  • Ch.モーガン「在アテネ・イギリス考古学研究所と博士課程教育支援」『メタプティヒアカ』 4, 2010年, 79-92頁.(長尾美里と共訳)
  • Ch.モーガン「オデュッセウスからアウグストゥスまで −初期鉄器時代からローマ時代までのイタカ−」『メタプティヒアカ』 5, 2010年, 57-65頁.(長尾美里と共訳)
  • J.L.ビントリフ「コロネイア・プロジェクト −中部ギリシアの忘れられた都市の歴史を復元する−」『メタプティヒアカ』 5, 2010年, 67-91頁.(柴田淑枝と共訳)
  • J.マニング「プトレマイス -プトレマイオス朝の失われた都市−」『メタプティヒアカ』6, 2011年, 145-166頁.(柴田淑枝と共訳)
  • パウサニアス『ギリシア案内記3 ラコニア/メッセニア』 京都大学学術出版会 2020年
  • S.ケック「日独のアーカイヴスをめぐる政策とその結果 ー岡山大学所蔵池田家文庫における神道請プロジェクトを中心として」『HERITEX』3, 2020年, 270-277頁.
  • M.ロラント「オーストリアにおけるアーカイブスと美」『HERITEX』3, 2020年, 278-288頁.
[報告書]
  • 「エジプト古代遺跡研究者派遣団報告」『古代文化』37-4, 1985年, 21-9頁.(共著)
  • 「6号竪穴」『ライトコロ右岸遺跡』東京大学大学院人文社会系研究科・文学部 1995年, 29-33頁.
  • "Amphora Stamps," in Preliminary Report Akoris 1997, Tsukuba 1998, 15-17.
  • 「「ラエルテスの農場」と孤立農場の起源 −ハンソン説の検討を手がかりとして−」佐藤彰一編『西洋における家族・定住・空間組織の史的研究』(平成7年度〜平成9年度科学研究費補助金研究成果報告書)1998年, 1-8.
  • 「プトレマイオス朝の都市遺跡を掘る」『いま、歴史資料を考える:名古屋大学文学部創設50周年記念公開シンポジウム・1998』名古屋大学文学部、1999年、53-66頁.
  • "Amphora Stamps," in Preliminary Report Akoris 1998, Tsukuba 1999, 7-15.
  • "Amphora Stamps," in Preliminary Report Akoris 1999, Tsukuba 2000, 8-14.
  • "Amphora Stamps," in Preliminary Report Akoris 2000, Tsukuba 2001, 17-21.
  • "Inscriptions," in Preliminary Report Akoris 2001, Tsukuba 2002, 15-18.
  • 『ロドス産アンフォラとヘレニズム時代の東地中海』(平成12年度〜平成14年度科学研究費補助金研究成果報告書)2003年.
  • 「線文字Bと初期東地中海世界のリテラシー」本村凌二編『地中海世界における社会変動と識字率』(平成13年度〜平成16年度科学研究費補助金成果報告書)2005年, 20-30頁.
  • "Greek and Demotic Graffiti from Quarry," in Preliminary Report Akoris 2005, Tsukuba 2006, 21-23, 15-18.(with S.Uchida and R. Takahashi)
  • "Egypt and Aegean in the Archaic Period: A View from the Other Side of the Mediterranean," 桜井万里子編『ギリシアにおけるポリスの形成と紀元前8世紀の東地中海世界』(平成14年度〜平成16年度科学研究費補助金研究成果報告書)2005, 97-108.
  • Akoris 1: Amphora Stamps 1997-2001, Tokyo 2005 (with H. Kawanishi)
  • "Greek Graffiti at Zawiet al-Sultan," in Preliminary Report Akoris 2006, Tsukuba 2007,18-20. (with R. Takahashi)
  • "Greek and Demotic Graffiti in Zawiet al-Sultan," in Preliminary Report Akoris 2007, Tsukuba 2008, 21-22. (with R. Takahashi)
  • "Epigraphic Survey in the Galleries," in Preliminary Report Akoris 2008, Tsukuba 2009, 19-21. (with R. Takahashi)
  • "South Quarry: Epigraphical Investigation," in Preliminary Report Akoris 2009, Tsukuba 2010, 17-21. (With R. Takahashi)
  • 『ヘレニズム時代エジプト領域部における文化交流と二言語併用社会の研究』(平成19年度〜平成22年度科学研究費補助金成果報告書)2011年.
  • "Ptolemaic Quarry at Zawiyat al-Sultan," in Preliminary Report Akoris 2010, Tsukuba 2011, 13-15.
  • "Field Survey of Ancient Quarries near Akoris and New Minya," in Preliminary Report Akoris 2012, Tsukuba 2013, 17-20. (with R. Takahashi)
  • "Preliminary Remarks on the Labor and Organization in the Ptolemaic Quarries near Akoris," in Preliminary Report Akoris 2013, Tsukuba 2014, 4-7.
  • "Investigations in the Ptolemaic Quarry at New Minya," in Preliminary Report Akoris 2014, Tsukuba 2015, 17-20.
  • "Architectural and Epigraphical Investigations," in Preliminary Report Akoris 2015, Nagoya 2016, 15-18. (with R. Takahashi)
  • "Striding Draped Male Figure of Chapel F," in Preliminary Report Akoris 2016, Nagoya 2017, 21-24.
  • "Investigations in the Ptolemaic Quarry at New Minya," in Preliminary Report Akoris 2018, Nagoya 2008, 19-20. (With R. Takahashi)
  • "Akoris in a Diachronic Perspective," in Preliminary Report Akoris 2018, Nagoya 2019, 3-6.
  • "Epigraphical Survey in the New Minya Quarry," in Preliminary Report Akoris 2019, Nagoya 2020, 20-23.
  • "Horizontal Galleries at the Ptolemaic Quarry in New Minya," in Preliminary Report Akoris 2020, Nagoya 2022, 6-10.
[書評・新刊紹介]
  • 「A. Snodgrass, An Archaeology of Greece: The Present State and Future Scope of a Discipline, Berkeley 1987」『西洋古典学研究』40、1992年、120-123頁.
  • 「コリン・レンフルー(橋本槙矩訳)『ことばの考古学』青土社、1993年」『史学雑誌』102-11、1993年、113-115頁.
  • 「J. Whitley, Style and Society in Dark Age Greece: The Changing Face of a Pre-literate Society 1100-700 B.C., Cambridge, 1991」『西洋古典学研究』43、1995年、124-126頁
  • 「H.Lohmann, ATENE: Forschungen zu Siedlungs- und Wirtschaftsstruktur des klassischen Attkka, 2 Bände, Köln, 1993」『西洋古典学研究』45、1997年、120-123頁
  • 「風間喜代三『ラテン語とギリシア語』三省堂、1998年」月刊『ふらんす』1998-6、98頁
  • 「C.Runnels & P.Murray, Greece Before History: An Archaeological Companion and Guide, Stanford 2001; J.Whitley, The Archaeology of Ancient Greece, Cambridge 2001」『西洋古典学研究』51、2003年、145-148頁.
  • 「篠崎三男『黒海沿岸のギリシア植民市』東海大学出版会 2013」『西洋史学』258、2015年、62-64頁.
  • 「浦野聡編『古代地中海の聖域と社会』勉誠出版 2017」『史学雑誌』127-1、2018年、69-76頁.
[学界動向]
  • 「外国考古学研究の動向(ギリシア・ローマ)」『日本考古学年報』45、1992年、68-71頁
  • 「ギリシア考古学事情」『最新海外考古学事情』(月刊文化財発掘出土情報・増刊号)ジャパン通信社、1994年、25-32頁
  • 「古代ギリシア」『史学雑誌』108-5「回顧と展望」、1999年、315-319頁
[その他の著書、論文、エッセイ、項目執筆、解説、新聞記事等]
  • 「ヴィオティア行」『弥生』18, 1988年, 23-33頁
  • 「氷河時代が終わる」他、樺山紘一ほか編『クロニック世界全史』講談社、1994年
  • 「ヒッサリク -シュリーマンの掘った「栄光のトロイ」-」『世界の遺跡100』(朝日ワンテーママガジン49)、1995年、84-87頁
  • 「ギリシアへの遠い道 -濱田耕作の『希臘紀行』をめぐって-」『精神のエクスペディシオン』(東京大学創立120周年記念東京大学展)、1997年、37-44頁
  • 『250語でできる現代ギリシア会話』(村田奈々子と共著)白水社 1997年
  • 「メンデルスゾーンによるスコットランドのスケッチブック」『オックスフォード大学ボドリアン図書館重宝展』豊田市 1998年, 35頁.
  • 「異文化熟成、古代エジプト」(朝日新聞1999年4月23日夕刊)
  • 「建築遺構から古代ギリシアの社会をみる」『Newtonアーキオ』6、1999年、168-175頁
  • 「鏡としてのペルシア -ヘロドトスの見た東方世界-」『季刊文化遺産』8、1999年、25-27頁
  • 「失われた古代都市の島、サントリーニ」『FUJITSU飛翔』35、1999年、32-35頁
  • 「太陽神の島、ロドス」『FUJITSU飛翔』36、1999年、32-35頁
  • 「西アジア考古学が市民権を得るために」『日本西アジア考古学会通信』5、1999年、8-9頁
  • 「遺跡と土器」『壺絵が語る古代ギリシア』山川出版社、2000年、37-38頁
  • 「ギリシアからみたエジプト」第14回「大学と科学」公開シンポジウム組織委員会編『エジプトを掘る:それをめぐる様々な学問分野』クバプロ、2000年、214-220頁
  • 「クレタ文明の青銅製品」『古代文化』52-12、2000年(図版解説)
  • 「神話とレジスタンスの島、クレタ」『FUJITSU飛翔』37、2000年、32-35頁
  • 「松林に浮かぶ神殿の島、エギナ」『FUJITSU飛翔』38、2000年、32-35頁
  • 「アポロン神の島、デロス」『FUJITSU飛翔』39、2000年、32-35頁
  • 「ヘルメス神の島、シロス」『FUJITSU飛翔』40、2000年、32-35頁
  • 「キプロスの歴史」『旧約聖書時代の国々 -歴史と文化の多様性-』中近東文化センター2001年、35-37頁
  • 「聖母マリアの奇蹟の島、ティノス」『FUJITSU飛翔』41、2001年、32-35頁
  • 「輝く大理石の島、パロス」『FUJITSU飛翔』42、2001年、32-35頁
  • 「シチリア島の輝けるギリシア都市、シュラクーサイ」『FUJITSU飛翔』43、2001年、32-35頁
  • 「爛熟するヘレニズム文明の都、アレクサンドリア」『FUJITSU飛翔』44、2001年、32-35頁
  • 「アテネ国立博物館」講談社『週間世界の美術館』85、2001年(監修、項目執筆)
  • 「ミケーネ文明」ほか 西川正雄ほか編『角川世界史辞典』角川書店、2001年
  • 「天翔けるケンタウロス -ファンタジーに歴史を読む-」『ファンタジーの世界』九州大学出版会、2002年、27-43頁
  • 「座談会 旅する巨人 −ヘロドトスと仲間たち−」『歴史諸君』、2002年、140-153頁
  • 「重層する文明の古都、イスタンブール」『FUJITSU飛翔』45、2002年、28-31頁
  • 「ギリシアのなかのギリシア、アテネ」『FUJITSU飛翔』46、2002年、32-35頁
  • 「ポンペイ −誘惑する古代遺跡−」(朝日新聞2002年3月20日朝刊)
  • 「世界の発掘調査 -ギリシア-」『文化遺産の世界』8、2003年、15-18頁
  • 「理論考古学の射程と統合テクスト科学の構築」『統合テクスト科学の構築:討議資料』2、2003年、15-21頁
  • 「古典古代的共同体」ほか 尾形勇ほか編『歴史学事典10 身分と共同体』弘文堂、2003年
  • 「エジプト・アコリス遺跡の磨崖碑文」(朝日新聞2004年1月23日夕刊)
  • 「ギリシア人の民族意識」『言語』33-7、2004年、50-51頁
  • 「国境と民:ギリシャから考える」(産経新聞2004年7月29日夕刊)
  • 「文明」ほか 安斎正人編『現代考古学事典』同成社、2004年(項目執筆)
  • 「テクストとしての線文字B粘土板文書」『統合テクスト科学の構築:討議資料』4、2004年、77-88頁
  • 「古代文明 草の根交流に光を」(読売新聞2005年4月15日夕刊)
  • 「神楽坂の焼き肉 −弓削先生追悼−」『かいほう』92、2007年、3-4頁.
  • 「永遠なる叡智の結集 アレクサンドリア図書館」『季刊 大林』50、2007年、32-51頁
  • 「アメリカのFD学会(POD 2008年次大会)に参加して」『メタプティヒアカ』3, 2009, 31-34.
  • 「文字の力と古代ギリシア世界」『西洋古典学研究』58, 2010, 115-117頁
  • 「エーゲ文明と先史時代の東地中海」『歴史と地理』641, 2011, 41-44頁
  • 「「百合の王子」をもとめて -よみがえるミノア文明の世界-」『旅なかま』221, 2011, 3頁
  • 『ゼロからわかる古代ギリシア』学研パブリッシング 2012(監修、項目執筆)
  • 「ワイン交易と古代地中海世界 -交易用アンフォラを手がかりとして-」『古代西アジアの食文化 -ワインとビールの物語-』(公開シンポジウム要旨集)2014, 64-68頁
  • 「シュリーマンと考古学」(毎日新聞2015年4月16日夕刊)
  • 「ヘレニズム時代の交易用アンフォラ」『HERITEX』1, 2015, 232-237.
  • 「遺跡との対話が拓くヘレニズム文明研究の新展開」『名大トピックス』277, 2016, 10-11.
  • 「シュリーマンとギリシア先史考古学の誕生」『ORIENTE』52, 2016, 20-25.
  • 「建築学的視点から見た前古典期ギリシアにおけるエジプトからの知識の移転」『古代ギリシア・地中海世界の都市発展と経済繁栄』2017, 9-12.
  • 日本西洋古典学会ホームページ 新刊紹介(訳者からのメッセージ)「パウサニアスと旅する現代のラコニアとメッセニア」(https://clsoc.jp/agora/newbooks/2020/200116.html
  • 「ホメロスの社会」金澤周作監修『論点・西洋史学』ミネルヴァ書房 2020, 2-3.
  • 「宝探しから発掘へ」(中日新聞2020年4月19日朝刊)
[口頭発表(2004年度以降の主要なものに限る)]
  • "Local Epigraphic Habit and the Genesis of Monumental Inscriptions in Ptolemaic Egypt," The Fourth international Conference of the 21st Century COE Program, Nagoya University, 16th September 2004.
  • "Egypt and the Aegean in the Archaic Period: A View from the Other Side of the Mediterranean," The First Euro-Japanese Colloquium on the Ancient Mediterranean World: Exploring Archaic Greece, London, 18th March 2005
  • "Text and Local Community in the Chora of Ptolemaic Egypt," The Department of Classics, Stanford University, 4th October 2006.
  • "Akoris: Excavating a Hellenistic Village in Middle Egypt," The Stanford Archaeology Center Workshop Series, 5th October 2006.
  • "Framing the Heroic Imagery of Tyrannicides: Visual Representation, Oral Tradition, and the Invention of Public History in Classical Athens," Histoire Fiction Représentation, Université de Provence, Le 24 Octobre 2006.
  • 「プトレマイオス朝エジプトの採石場遺跡と二言語併用グラフィティ」日本西洋史学会第58回大会, 島根大学, 2008年5月11日(高橋亮介との共同発表)
  • "Bilingual Graffiti from the Ptolemaic Quarries in Akoris and Zawiet-al-Sultan," 26th International Congress of Papyrology, University of Geneva, August 16-21, 2010 (with Ryosuke Takahashi).
  • "Akoris: An Archaeology of the Chora in Ptolemaic Egypt," The Archaeology of the Hellenistic Period in Egypt, Yale University, 13th October 2011.
  • 「コノンの像 --古典期アテネにおけるイメージと言説」 日本西洋古典学会第63回大会,龍谷大学,2012年6月3日
  • 「プトレマイオス朝エジプト社会と神官」名古屋大学人類文化遺産テクスト学研究センター公開シンポジウム「古代エジプトにおける宗教性と物質文化」, 2015年3月14日
  • "Akoris: Quarry and Local Society in Ptolemaic Middle Egypt," Fachbereich Geschichts- und Kulturwissenschaften Ägyptologisches Seminar, Freie Unibersität Berlin, 9th November 2015.
  • 「アンフォラとヘレニズム時代のワイン交易 -エジプトからの視点−」 古代ギリシア文化研究所 2015年度年次総会, 2015年11月14日.
  • "Text and Society in Egypt in Late and Ptolemaic Period," International Workshop, Text and Society in the Late and Ptolemaic Periods, Nagoya University, 25th November 2015.
  • "Mercenaries, Associations, and Local Economic Activities in Hellenistic Egypt: A View from the Hermopolite Nome," A Comprehensive View on the Greek Mercenary World in the Classical and Hellenistic Periods, Kwansei Gakuin University, 12th November 2016.
  • "Contextualizing the "Mercenaries" in the Later Hellenistic Middle Egypt," A Comprehensive View on the Greek Mercenary World in the Classical and Hellenistic Periods, Kyoto 23rd March 2018.
  • "Social Resilience and Organization of Knowledge in Ptolemaic Egypt," Fourth Euro-Japanese Colloquium on the Ancient Mediterranean World: Transmission and Organization of Knowledge in the Ancient Mediterranean World, Nagoya 5th September 2018.
  • "Garden and the Naissance of Archaic Greek Sanctuary," Gardens: History, Reception, and Scientific Analyses, Nagoya, 23rd February 2019.
  • 「アナクシラス問題再考 -パウサニアスのメッセニア戦争とオリュンピア期をめぐって」 日本西洋古典学会第70回大会, 学習院大学, 2019年6月2日.
  • "The Rise and Fall of a Hinterland: Akoris in a Diachronic Perspective," Terra Incognita: Archaeological Fieldwork in Asyut and Middle Egypt, Freie Universität Berlin, 22nd June 2019.
[外部資金取得状況(2004年以降に限る)]
  • 科学研究費補助金 基盤研究(C)「ミケーネ社会からポリス社会への構造転換に関する統合的研究」(2004年度〜2006年度)研究代表者
  • 科学研究費補助金 基盤研究(B)「ヘレニズム時代エジプト領域部における文化交流と二言語併用社会の研究」(2007年度〜2010年度)研究代表者
  • 科学研究費補助金 基盤研究(B)「プトレマイオス朝エジプトにおける文化変容の統合的研究」(2011年度〜2014年度)研究代表者
  • 科学研究費補助金 基盤研究(A)「古代地中海世界における知の伝達の諸形態」(2015年度〜2017年度)研究代表者
  • 科学研究費補助金 基盤研究(A)「古代地中海世界における知の動態と文化的記憶」(2018年度〜)研究代表者