挨拶
【文学部】
文学部には、哲学・歴史学・文学という長い学問的伝統をもった分野があります。私たちの前には、過去の人類が創り上げ、そして受け継いできた知識や思想があります。あるいは過去の人々が実践してきた行為の全体、すなわち歴史もあります。それらは文献や文化遺産、あるいは出土遺物という形で、過去から私たちが受けとり、いま私たちの手にあります。それらは巨大な知の集積体です。現代を生きる私たちの知性と感性でそれらを解きほぐし、人間とはどのような存在か、という本質的なテーマを探究していくことに、私たち文学部の学問の目標があります。また、人々の行動とその心理、人が作り出す社会、人間を取りまく自然や環境について、実地調査にもとづいて、あるいは理論的に考察していく人類学や社会学、心理学、地理学という学問もあります。
人文学研究科の設置にともなって、文学部でも29年度から新しいカリキュラムがスタートしました。これまで文学部の授業を担当してきた教員に加えて、新しいカリキュラムでは、国際言語文化研究科、国際開発研究科国際コミュニケーション専攻に所属していた教員も文学部の授業を担当します。
私たち文学部のスタッフは、それぞれが人文学の知識の世界に魅了され、独自の方法で研究を行い、その成果と学問のおもしろさを伝えることに、全力でがんばっています。私たちの社会が根本的に変化しつつあることは、皆さんも実感していることだと思います。歴史的変化のまっただ中にある皆さんが、私たちとともに、文学部の多様な学問世界に入りこみ、その柔らかな頭脳で人間の本質を探究してみてください。
【School of Humanities】
The Undergraduate School of Humanities encompasses the wide variety of academic fields that comprise the humanities, which examine human feeling and intellect, ranging from traditional disciplines such as philosophy, history and literature, to fields like psychology, anthropology and geography that relate to the environment and human actions. Together, united under the purpose of exploring human thought and action, these fields make up the School of Humanities.
The endeavor to explore what it means to be human through the investigation of history and culture began in ancient times and continues to this day. In this era of advanced technological revolution and rapid globalization, we have the capability to obtain firm knowledge about life, society, history and other cultures, so that we may act in the world with intellectual bravery. In order to ascertain what civilized society should be like in the 21st Century, the insights into human beings and their cultures afforded by the humanistic approach are necessary. Cultivating individuals who can meet the challenges of the future is the role of the Undergraduate School of Humanities.
News & Events
-
2024.10.04
学生生活
-
2024.10.03
教育
-
2024.10.02
イベント
-
2024.09.30
入試
-
2024.09.30
入試
-
2024.09.30
入試
-
2024.09.19
イベント
-
2024.09.17
入試
-
2024.09.08
入試
-
2024.08.30
入試
-
2024.08.27
教育
-
2024.08.26
研究科について