杉浦教授・村尾准教授らの論文がJCHAT優秀論文賞を受賞

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本研究科 杉浦正利教授、村尾玲美准教授をはじめとする研究グループの論文が、2024年言語科学会(JSLS)第25回年次国際大会において、優秀論文賞(JCHAT/CHILDES利用)を受賞しました。

杉浦正利(名古屋大学)・古泉隆(名古屋大学)・江口朗子(立命館大学)・阿部真理子(岡山大学)・村尾玲美(名古屋大学)・阿部大輔(松山大学)
第二言語としての英語の発達指標の開発に向けて

▶ JSLS公式サイト: https://jslsweb.sakura.ne.jp/wp/?p=3268

本研究では、日本の中学生約1200人を対象とした英語発話データを、言語研究用のCHATフォーマットで大規模に収集・整理。学年別の発達を精緻に捉えるための新たな分析ツールの開発も行い、英語学習者の文法的成長や誤用傾向をより柔軟に捉える方法を提示しました。今後の言語発達研究に大きく貢献することが期待されます。

また共著者の古泉隆先生(本学 教養教育院)、江口朗子教授(立命館大学)、阿部大輔先生(松山大学)は本研究科の卒業生でもあります。研究科卒業後も、研究チームとして大きな研究プロジェクトを継続していくのも本研究科の特徴かもしれません。おめでとうございます!

またこの場を借りて、本研究プロジェクトにご協力いただいた参加者・関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

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