第5回『言語教育研究データ分析入門』
主催:名古屋大学大学院人文学研究科 英語教育学分野
https://www.hum.nagoya-u.ac.jp/ele/
共催:外国語教育メディア学会(LET)中部支部 外国語教育基礎研究部会(キソケン)
https://bit.ly/kisoken
データの世紀といわれる21世紀、言語教育研究はどのような方向に進むのでしょうか。私たちは英語教育や第二言語習得に関する専門的な知識、コンピュータを使った実験ツールや教材開発のプログラミング、そしてデータの統計的分析やモデリングなど新しい時代に必要な技能と知識をそなえた人材の育成が使命と考えています。言語教育研究の現在を見据え、その未来を探るために企画した連続公開講座の第5回です。対面での開催です。(遠隔での中継も予定)
日時:2024年11月16日(土) 13:00〜15:30(懇親会15:50〜17:00)
会場:名古屋大学東山キャンパス 文系総合館7階 カンファレンスホール
キャンパスマップ:https://www.nagoya-u.ac.jp/extra/map/index.html (B4-4)
教員、学生、一般の方どなたでも参加できます。
無料 (懇親会費は当日500円)
懇親会(会場隣室):コーヒーとお菓子をご用意する予定です。会費は500円・当日受付です。
#! プログラム
■13:00-13:10 あいさつ
■13:10 〜 14:10 第一部
「あなたにもできるGLMM ―データの準備から報告まで―」
橋崎 諒太郎(大阪経済法科大学 国際学部 助教)
外国語教育研究および第二言語習得研究で用いられる Generalized Linear Mixed-Effects Model (GLMM) という統計手法のチュートリアルを行います。GLMMに対する説明からはじめて、データの準備方法をご紹介します。その後、GLMMをどのように実行していくかを、私自身の博士論文研究を例にR言語を用いてお見せします。最後に、GLMMの実行の役に立つ書籍や論文をご紹介します。
(Rおよび R studio を事前にインストールしたPCをご持参頂くとその場で試せます。)
■14:25 〜 15:25 第二部
「発話の流暢性に関する研究入門 ―非流暢性マーカーのデータ収集・分析・解釈―」
小林 真実(名古屋大学 言語教育センター 准教授)
スピーキングおよびリスニングにおける非流暢性マーカー(ポーズ、言い直し、同じ語の繰り返しなど)に関する研究手法を紹介します。まず、発話における流暢性マーカーの定義とその種類についてお話しします。次に、流暢性マーカーを用いたデータの収集と分析の方法についてご説明します。最後に、第二言語習得におけるスピーキングおよびリスニングの研究において、流暢性マーカーがどのように使用されてきたか、具体例を交えて紹介します。
■15:25 閉会あいさつ
■15:50 〜 17:00 懇親会(会場隣室)
■参加申し込み
参加人数把握のため下記アドレスまたはQRコードから申し込みをお願いします。懇親会出欠もこちらでお願いします。申し込みと同時に受付メールが送られます。
参加受付アドレス: https://forms.gle/kszuc1sr87MSkeaJA
対面での開催です。遠隔での中継も予定しています。オンライン参加希望者には参加アドレスをメールでお知らせします。