日本語教育学 Teaching Japanese as a Foreign Language
大学院 (→日本語教育学分野のページ)
日本語教育学分野は1988年4月に大学院文学研究科日本言語文化専攻(独立専攻)の「日本語教育学講座」として設置され、1998年4月に大学院国際言語文化研究科日本言語文化専攻の一講座となり、2017年4月から人文学研究科の「日本語教育学分野」となった。
本分野では教育の素材となる日本語そのものを運用及び構造の二側面から追究するとともに、日本語教授法の背景をなす理論、日本語習得に関わる種々の要因を検討し、理論面、実践面から日本語教育のあり方を追究している。これにより、最先端の理論や尖鋭な批評意識に基づき課題に取り組む能力を備えた、日本及び世界で活躍できる日本語教育のリーダーや、卓越した日本語運用能力を備えた高度職業人を養成する。(ゼミの写真)
人文諸学に関する深い学識と幅広い理解を基盤とし、日本及び世界で活躍できる研究者の育成を可能とするため、①「言語学・文学・哲学分野及び関連諸分野の研究方法に基づき、文献や資料を収集・分析し、そこから必要な情報を抽出し研究に活用する能力」、②「自ら課題を発見し、研究のテーマを設定する力」、③「確かな論理的思考力と豊かな文章表現力とプレゼンテーション力」、④「国際的に活躍できる高い異文化理解能力と言語運用能力」、⑤「現代社会が直面する諸問題に言語学・文学・哲学の知見に基づき対応できる能力」、⑥「社会に人文学の叡智を還元できる能力」という6つの能力を養う。
修士論文、博士論文の執筆に関しては主指導教員のほか分野の教員全体で指導する体制を整えており、各学年次に行われる構想発表会、中間発表会のほか、毎月行われる分野研究会において分野全体で研究指導を行っている。また、学会発表や研究誌への投稿、国内外での日本語教育実践を推奨し、自立した教育研究者としての資質を養っている。修了生の多くは国内外の日本語教育・日本語研究機関に就職し、日本語教育分野におけるリーダー的役割を果たしている。また、留学生の中には高度な日本語運用能力を身につけ、日系企業などで高度職業人として活躍する人もいる。
担当教員
各学繋
言語文化学繋
英語文化学繋
文系思想学繋
超域人文学繋
歴史文化学繋
英語高度専門職業人学位プログラム
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